「AUSTRALIA」(19)

 

 〜水は貴重品〜
 水に恵まれないヨーロッパの風習を受け継いでか、オーストラリアでは、水を非常に大切にする。
 大きなダムがないので、メルボルンでは、しばらく雨が降らないと、たちまち給水制限が始まる。
 こういうとき、一番迷惑? をかけるのは、実は、わたしたち日本人ではないだろうか。
 もともと、日本は良質の水に恵まれているせいか、「水はタダで無限にあるもの」という考え方が浸透している。
 だから、わたしたちにとって、「水は天からのもらい物」で、文字通り「湯水のごとく使えるもの」だ・・・。