「ねずみぐらい」の小さなものから、前足にグローブをつけてリングに上がり、「サーカスの人気者」となっている大きな「ハイイロ・カンガルー」に至るまで、実に多種多様である。
カンガルーに代表される有袋類は、アメリカ大陸では、ほんの数種類しか見つかっていない。
これに対し、オーストラリアでは、その数は150種類にも及ぶ。
中でも、よく知られているのは、カモノハシやハリモグラ、ポッサムなどだ。
オーストラリアは、また「鳥の楽園」とも言われており、50種類余りのオウムやわらいかわせみ、琴鳥など、珍しいものが多い。
エミューやヒクイドリなどは「飛べない鳥」として知られている。