●「続・知られざる日豪関係」(428)

 〜 カウラ事件とは? 〜


 キャンプ


• 名称:"カウラ第12戦争捕虜収容所 (No. 12 Prisoner of War Compound, 正式名称: Cowra PW and I Group( Prisoners of War and Internees Group))"

• 位置:NSW 州都シドニーの西250kmに位置する町 カウラ の中心部から北東へ3.2kmの郊外地域

• 収容捕虜:枢軸国捕虜(イタリア人、日本軍に従事していた朝鮮人と日本人)・被拘束市民(オランダ領東インド政府により拘束されていたインドネシア人)約4,000名が収容されていた。

• 1944年8月時点、オーストラリア国内の捕虜数:2,223名の日本人捕虜(544名の海運業者を含む)、イタリア人捕虜(北アフリカ戦線より) 14,720名、ドイツ人 1,585名(海軍、海運業者)
 この内、1,104名の日本人がカウラ収容所に居た。