●「続・知られざる日豪関係」(461)
「わたしと映画・南十字星」(11)
「持丸氏との対立」
前回書いた『参謀部は斬首を宣告、田宮はせめて銃殺をと嘆願するが聞き入れられない。
肩を落とす田宮に、ペイジは「君の手で天国に送って欲しい」と話す。』という部分に、わたしは、持丸氏に激しく抗議した。
「オーストラリア人に、そんなことはあり得ない」と・・・。
わたしの知る限り、彼らが「斬首などを望むことなど考えられない」し、ましてや「親しくなった人間に、それを望む(君の手で処刑してくれ)などということは絶対にあり得ない」と、丸山監督も交えて激論となった。