ある講演から(50)

 

 いたずらに嘆くだけでなく、大いに自信を取り戻そうではありませんか。
 私たちが「総ざんげ」する必要は、まったくありません。
 もっとも、一部の世界(社会)の方々には、ぜひ「猛反省」を促さなければならないのは事実ですが・・・。
 もうおわかりと思いますが、オーストラリアには、「昔の日本」があった。
 言い換えれば、今日は、「日本の昔話」をさせていただいたのです。
 私は、2年余り、「古きよき時代の日本」にタイム・スリップしていたのだと考えています。
 私たちは、日本に生まれたことを幸せに思い、誇りにすべきだと考えます。
 我が祖国・日本は、本来、とてもすばらしい国だと信じています・・・。
(石川県立社会教育センター主催「県民講座=婦人セミナー」での講演要旨=昭和50年9月)