「オーストラリアを知らせる勝手連」(24)

 

 同時に、「オーストラリアの本当の姿を、一人でも多くの人に知ってもらおう」と決意した。
 正直に言うと、「あまりにも知られていない」という憤り? もあった。
 そのために、「横路さんの勝手連」と同様、さまざまなゲリラ戦術を駆使している。
 講演の演題一つにしても、相手によっていろいろと変える。
「オーストラリアという国」「あべこべの国オーストラリア」「遠くて近い国・オーストラリア」「未来の国オーストラリア」などというごく当たり前のテーマから、「私の受けたカルチャー・ショック」。
 果ては、「情報伝達の難しさ」etc・・・。