「AUSTRALIA」(1)

 

(これは、1976年3月31日に、東京のある銀行から発行された広報誌の抜粋である)。
「オーストラリアとは」〜日本の21倍の広さに人口わずか1300万人〜
 総面積768万6420平方キロ、アラスカとハワイを除いたアメリカ合衆国とほぼ同じで、日本の広さの実に21倍である。
 人口は、東京都より少し多い1300万人。
 人口密度で言うと、日本の大きさに相当する面積に、わずか60万人しか住んでいない「世界で最も人口の希薄な国」だ。
 また、地球上で最も平たんな大陸で、面積の4分の3は、平均すると海抜300メートルほどの高原である。