●「続・知られざる日豪関係」(442)

 〜 カウラ事件とは? 〜  


「カウラ事件のその後」については、こんなことも伝えられている。


 集団脱走から60年、平和祈り 元日本兵らが「和解の礼拝」 豪カウラ
(2004年08月05日掲載)
【カウラ(オーストラリア)4日共同】


 太平洋戦争中の1944年、オーストラリア東南部カウラの捕虜収容所から日本兵が集団脱走、231人が死亡した「カウラ事件」から60年の公式記念行事が4日、現地で始まった。
 同日夕、市民ら約500人が市内の「平和の鐘」からラファエル教会までの約1キロをちょうちんを持つなどして行進。
 同教会では、元捕虜の高原希国さん(84)=神戸市灘区=と、事件当日の収容所の警備兵だったワル・マッケンジーさん(88)が事件の模様を証言した。