●「続・知られざる日豪関係」(448)

 〜 カウラ事件とは? 〜 


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 事件は日本の教科書には登場せず、脚本家中園ミホさんが伯父の体験談を聞いて執筆した。
 日本兵は収容所で丁重に扱われていたが、「捕虜になることは恥」とする教えから、死ぬための脱走計画が持ち上がり、実行するか否かの投票が行われる。
 小泉は、「5年、10年頭から離れない作品に出合えた」と話し、また大泉は、「伯父さまが収容所のセットに来て涙されたのを見て、全身全霊で演じようと思いました」と語った。