2008-06-20 ●「続・知られざる日豪関係」(449) 〜 カウラ事件とは? 〜 「最新のニュース」の続き カウラ事件は、オーストラリアの シドニーの西にあるカウラという小さな街で、1944年8月5日、日本人捕虜が暴動を起こしたものだ。 1104名の捕虜による史上最大の大脱走は、オーストラリアでは誰もが知る有名な事件である。 だが、「日本の歴史教科書」に登場することはない。 当時、入隊と同時にたたき込まれた「生きて捕虜の辱めを受けず」という「戦陣訓の教え」は、「絶対だった」からだ。