●「続・知られざる日豪関係」(459)

「わたしと映画・南十字星」(9)


 あらすじ - 南十字星(1982)の続き


 翌年、Xフォースと呼ばれるこの特別部隊は、再度、シンガポール攻撃を試みるが、日本軍の迎撃に会い、ペイジ大尉ら十人が捕虜となった。
 憲兵隊は捕虜の訊問を始めるが、なかなかはかどらず「拷問だ!」といきりたつ。
 田宮は明日までに白状させると拷問を抑えた。
 白状したペイジは自分たちを守るために田宮が動いたことを知り、二人の間に敵、味方を越えて友情が芽生えた。
 そして裁判の日、検察官立花はペイジたちの英雄的な行為を讃えたうえで、栄誉ある死刑を求刑する。