●「続・知られざる日豪関係」(458)

「わたしと映画・南十字星」(8)


 あらすじ - 南十字星(1982)


 昭和十六年、シンガポールを占領した日本軍は、敵対する中国系住民に対し、大量虐殺や多額の献金を強制するなど苛酷な弾圧政策をとっていた。
 そんな日本軍の横暴を、通訳の田宮は心を痛めていた。
 その頃、港に停泊していた七隻の日本艦船が爆破された。
 憲兵隊は抗日ゲリラの破壊工作とみて、容疑者を検挙し、拷問を繰り返した。
 しかし、それは、ジェイウェック作戦と呼ばれる英豪軍特別攻撃隊の仕わざだった。