●「続・知られざる日豪関係」(463)

「わたしと映画・南十字星」(13)


(保存してあった「パンフレット」に戻る)。


 この企画を3年前から秘かにあたためていた持丸社長は、1昨年11月シドニーを訪れ、オーストラリア政府の映画委員会にこの企画を持ち込んだ処、政府は、文化、芸術面での国際交流にと、話はトントン拍子に進み、日本・オーストラリアの本格的合作で映画化が決まった。
 制作費は13億円(オーストラリアドル=500万ドル)。
 新日本映画とオーストラリアで折半出資し、利益も折半するという日本映画として史上初の完ペキな日豪合作。
 撮影スタッフは、日本側が主導権を握るが日豪の混成で編成。