対日本観(15)

 

 このたき火が原因で、ブッシュ・ファイアーが起きなかったのは幸いだった。
 少しでも燃え広がっていたら、この著者は莫大な罰金を請求されて、旅など続けられなかったに違いない。
 それにしても、緑の破壊に“麻痺”していると言われる日本人でも、宗教上の儀式? ならともかく、生きた木に平気で火を放つことが出来るのだろうか。
 話は変わるが、ここで、1975年1月、オーストラリアの建国記念日に当たって、在日オーストラリア大使が発表したメッセージの一部を紹介する。
「ウイットラム首相も明らかにしているように、今や、日本はオーストラリアにとって、恐らく一番大切な国であると思います・・・」。