「オーストラリアを知らせる勝手連」(35)

 

 この件については、オーストラリアが大好きで、また、よく知る者にとって、「どう表現したらいいか」わからないほどの寂しさ? を感じた。
 だが、多くの時間が経過した今は、「南十字星の外国向けのフィルムが、長坂氏(ジェトロシドニー駐在員)や私が気遣う必要のない作品になったもの」と信じている。
 同時に、微力ながら「初の日豪合作映画実現」のために役立ったことを、素直に喜んでもいる。
 さて、わが勝手連がもう一つ目指しているのは、日本国内に「オーストラリア人の受け入れ体制」を作ることだ。
 幸い、勤務先に近い宮城県の松島町に、「全国家族交流協会」の理事長を務める茂泉武彦氏が住んでおられる・・・。