「山本康久氏の証言」から(56)


 これは、一般の民間企業にも言えることだ。
 どの企業にも、「事業上の闘い」に遭遇することがあると思う。
 だが、腹が立ったとき、あるいは、敵(相手)が仕掛けてきたときに「けんか」をするのはダメだ。
 必ず、「負けること」になる。
 それどころか、会社をつぶしてしまうことさえある。
 従業員のために「闘いを決意しなければならないこと」があっても、「楽に勝てると判断できる」までは、じっと我慢すべきだ。
 家康の言う(?)「ならぬ堪忍、するが堪忍」だ・・・。