●「続・知らざる日豪関係」(97)

 
 〜中野不二男さんの「カウラの突撃ラッパ 零戦パイロットは なぜ死んだか」より〜


「かれがいうには、現在公文書保管室にある記録文献は、ある一定期間、各種関係政府機関で保管されたのちに引き渡されたものであり、したがってここ数年のものはまだ担当機関に保管されているはずだ、だからその担当機関に尋ねてみたらどうか、とのことだった。 
 それはたしかにそうである。
 日本の国会図書館にしても外交資料室にしても、また防衛庁研修所にしても、おそらくは同じようなシステムをとっているだろう。
 資料が一般公開される前には、いくつかのチェック機構と期間があるに違いない。」