●「続・知らざる日豪関係」(104)

 〜中野不二男さんの「カウラの突撃ラッパ 零戦パイロットは なぜ死んだか」より〜


「パイパー氏はこの民間団体、ノーザン・テリトリー航空史研究会と個人的に親しく、機体回収以来連絡を取り合っているとのことだった。
『その機体は間違いなく、かれらが管理していますよ。
 あなたの取材のためには、一度は調べられたほうがいいんじゃないですか。
 もし調べに行かれるなら、研究会に連絡を取っておいてあげましょう』 
 パーパー氏はそういって、その機体がまだ、調べるだけの価値がある状態だと、説明してくれた。
 具体的にはどの程度かはわからない。」