●「続・知られざる日豪関係」(450)

 〜 カウラ事件とは? 〜 


「最新のニュース」の続き


 これは、「戦場では決して捕虜になってはならない」という教えである。
 だが、オーストラリアにあるカウラ捕虜収容所での日本兵捕虜の扱いは、「ジュネーブ条約(注:戦争時の捕虜に対する扱いを人道的にする必要がある)」が厳守されており、日本兵にとって、とても安寧できる場所であったのだ。
 そんな中で、なぜ彼らは大脱走・暴動を起こしたのか・・・。
 このドラマは、あくまで戦陣訓を守ろうしながら、現状に悩む朝倉憲一兵長 (小泉孝太郎)と、妻のいる日本に帰るため必死で生き残ろうとした嘉納二郎伍長 (大泉洋)の物語であるという。
(「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった−カウラ捕虜収容所からの大脱走−」は、日本テレビ系で、7月8日の夜、放送される)。