●「続・知られざる日豪関係」(457)

「わたしと映画・南十字星」(7)


「持丸氏の挨拶の続き」


 ところで、この映画の題名「南十字星」は、私自身が南方戦争を転戦していた時の思い出の星なのです。
 ”南十字星”とは、美しい響きをもつ言葉です。
 私は今、この思い出の星の名前を、第二作に命名し、映画”南十字星”を『世界平和へのかけ橋』にしたいと願っています。
 どうか、"あゝ野麦峠”に続く第二弾”南十字星”をよろしくお願いいたします。

 
   (新日本映画社長) 1982年1月