●「続・知られざる日豪関係」(472)
「わたしと映画・南十字星」(22)
繰り返しになるが、
『参謀部は斬首を宣告、田宮はせめて銃殺をと嘆願するが聞き入れられない。
肩を落とす田宮に、ペイジは「君の手で天国に送って欲しい」。
「日本武士道の、斬る者と斬られる者との間柄は敵ではない。
互に信頼し合う人間関係なのだ」
言いおえて、肩を落した田宮にペイジが「ミノル君の手で私を天国に送ってほしい」』。
この部分について、わたしは持丸氏に激しく抗議した。
わたしの知る限り、彼らが「斬首」を望むことはないだろうし、「親しくなった人間に、(君の手で処刑してくれ)などということは絶対に考えられない」と・・・。
(その後、この映画の原作(ネタ?)を入手し、わたしの主張が間違っていなかったことがわかる)とも書いたが・・・。